2019.6月23日(Sun)
Patagonia Surf Osakaで行ったサーファーズイヤー検診の模様です。
サーファーズイヤーはかなり進行するまで症状に乏しく、さらに個人差も大きいため実際にお耳の中を見てみないと、どの程度進行しているのか予想できません。
プロサーファーで、長年、頻繁に海に入っていでもほとんどサーファーズイヤーを認めないということもありますし、経験年数10年くらいのアマチュアサンデーサーファーが、手術も必要なほどの高度病変になっている、ということもよくあります。
サーファーズイヤーの予防には耳栓は有効です。
しかしながら、この動画にもあるように、サーフィン歴が30年を超えるようなベテランサーファーでも、ほんの小さなサーファーズイヤーしかできていないこともあります。
したがって、サーファーズイヤーの予防のために、みんな一律に耳栓をして下さい、というのはいいすぎだろうと思っています。
サーファーの通う海の気候や、サーフィンのスタイル、性別、年齢など各サーファーの背景を見て、さらにお耳の状態もみて、「あなたの今後のサーフィンのためには、〜したらいいと思います」...とアドバイスすることができます。
出張サーファーズイヤー検診のご依頼を受け付けています。
サーフィン大会ならびに関連イベント主催者様
パソコン用の電気とテント、机、椅子をご準備いただければ、どこでも行きますので、ぜひお声掛け下さい。営利活動ではございません。
お耳のことが気になっているサーファーは多く、集客効果もバツグンで、
サーファー向けイベントとしてなかなか盛り上がります。
2009年頃より、各地のサーフィン大会やイベント会場(インタースタイル、フリマ)累計40イベント以上で検診してきました。
病院を受診しているのではないので、くれぐれもサーファーをがっかりさせないよう配慮して行っています。
九州全域、三重、愛知の伊良湖エリア、千葉の数箇所は周りましたが、和歌山、四国、関東圏から北のサーフエリアは未開拓です。
必要とされるサーファーのところに行きますので、ぜひお声掛けください。
機会を設けて下さい。
→サーファーズイヤー治療ガイド
→短期滞在手術の宿泊について